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南北将官級軍事会談 10年半ぶり開催=軍事的緊張緩和など議論

2018/06/14 10:01入力

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【ソウル聯合ニュース】南北将官級軍事会談が14日午前、軍事境界線がある板門店の北朝鮮側施設「統一閣」で始まった。

 2007年12月以来約10年半ぶりに開かれた今回の会談で、韓国と北朝鮮は4月27日の南北首脳会談の「板門店宣言」で明示された朝鮮半島の軍事的緊張緩和に向けた具体策を議論する。

 韓国からは首席代表のキム・ドギュン国防部対北政策官(少将)をはじめ5人の代表団が参加し、北朝鮮からは安益山(アン・イクサン)陸軍中将(韓国の少将に相当)を首席代表とする5人の代表団が出席した。

 朝米(米朝)首脳会談以降初めて開かれる今回の将官級会談では、比較的合意に至りやすい南北軍の通信線の完全な復旧や軍事会談の定例化、軍首脳部間のホットライン開設などについて議論する。 

 また文在寅(ムン・ジェイン)大統領が6日の「顕忠日」に行われた追悼式で言及した、非武装地帯(DMZ)での朝鮮戦争戦死者の遺骨発掘についても議題として提案すると伝えられた。

 朝米首脳会談で北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)とトランプ米大統領が遺骨発掘と送還に合意したことから、南北米が共同でDMZでの遺骨発掘事業を行う方策が議論される可能性も見込まれる。

 今回の会談で、北朝鮮は韓米合同軍事演習の中止について言及したトランプ大統領の発言などを根拠に、8月に予定されている韓米両軍による定例の合同指揮所演習「乙支フリーダムガーディアン」(UFG)をはじめとする韓米合同軍事演習の中止を求める可能性がある。

 これと関連し、韓米軍当局はトランプ大統領の合同軍事演習中止発言を受けて緊急協議チャンネルを稼働し、今後計画されている軍事演習を変更する方策を議論していると伝えられた。

 南北は今回の将官級会談で、07年11月を最後に開かれていない南北国防相会談の開催日程を決めるための協議も行う。

 南北国防相会談が実現すれば、黄海の北方境界線一帯の平和海域化など、南北間の見解が大きく異なる軍事面の懸案に対する議論も本格的に行われると予想される。

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