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日本が撤去したソウル「敦義門」 104年ぶりにAR・VRで復元

2019/08/20 15:02入力

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【ソウル聯合ニュース】日本が1915年に撤去したソウル・四大門の西側の門「敦義門」がデジタル技術で104年ぶりに復元された。

 ソウル市は文化財庁や建設会社などと共同で手掛けた「敦義門デジタル復元プロジェクト」を終え、拡張現実(AR)と仮想現実(VR)で復元した敦義門を20日に公開した。

 西大門の別名を持つ敦義門は朝鮮王朝時代の1396年に建造され、何度かの再築を経て日本の植民地だった1915年に都市計画上の道路拡張を理由に撤去され、今や跡形もない。

 敦義門の跡地付近にある「敦義門博物館村」前の交差点で「敦義門AR」アプリを立ち上げ、交差点側をスマートフォン(スマホ)のカメラで映すと、画面上に復元された敦義門の姿が出現する。本来あった場所に位置しているのはもちろん、色彩など細部も再現した。

 復元の考証に携わった明知大のキム・ワンジク教授は「幸いにも撤去前の写真が残っていたため、復元図面を作成し、これを基にIT(情報技術)技術を用いて立体的な図面を作った。敦義門は南大門や東大門と違い、韓国固有の様式で建造されたものだ」と紹介した。

 歩道でスマホを使って敦義門を鑑賞した後、すぐそばの3階建て体験館に足を向けると、VRで敦義門のあちこちを眺めることができる。

 敦義門を巡っては過去に復元に向けた妥当性調査も行われたが、多額の費用がかかることから、市などは実物を復元する代わりにARとVRを活用して敦義門を体験できるようにした。

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