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南北赤十字会談スタート 離散家族再会行事など議論

2018/06/22 10:03入力

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【ソウル聯合ニュース】韓国と北朝鮮は22日午前に北朝鮮の金剛山で、朝鮮戦争などで生き別れになった南北離散家族の再会などの人道的事案を議論する赤十字会談を開始した。

 韓国代表団は大韓赤十字社の朴庚緒(パク・ギョンソ)会長を首席代表に、統一部の局長や大韓赤十字社の局長で構成。22日朝、韓国北東部の江原道・高城を出発し、朝鮮半島東部の東海線陸路経由で金剛山に向かった。

 北朝鮮は対韓国窓口機関・祖国平和統一委員会のパク・ヨンイル副委員長を団長とし、朝鮮赤十字会の委員らが出席する。会談当日の午前2時ごろ、代表団の名簿を韓国に通知した。

 この日の会談では、南北首脳が4月27日に署名した板門店宣言に「8月15日を機に」実施すると盛り込まれた南北離散家族再会行事の具体的な日程や再会の規模などを決めることが最重要議題となる。行事が実現すれば、2015年10月以来、約3年ぶりとなる。

 韓国はさらに、生死確認や手紙の交換、故郷訪問などを北朝鮮に提案し、問題の根本的な解決を働き掛けると予想される。

 大韓赤十字社の朴会長は前日、ソウル出発にあたり、「北側と人道主義を巡る諸問題、特に約5万7000人の離散家族の苦しみを解くプログラムをどのような形式でどれほど、どのように行うかをしっかり(協議)してくる」と述べた。

 北朝鮮に拘束されている韓国人6人を解放する問題も取り上げられる可能性がある。ただ、朴氏はこれに関しては、「交渉というものは総論が優先され、各論は後に付随するものであるため、各論が総論を妨げてはならないと考えており、それを(提起)する考えはない」とした。

 一方、北朝鮮は2016年に中国の北朝鮮レストランから集団脱北した従業員12人の送還を求める可能性がある。北朝鮮はこれまで従業員が「拉致された」と主張しており、最近では韓国情報機関が従業員を強制的に脱北させたという疑惑まで提起した。過去にもこの問題を離散家族再会行事の開催条件に挙げたことがある。

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