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駐韓米国大使 対北朝鮮制裁「非核化まで緩和はない」

2019/04/22 21:02入力

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【ソウル(共同取材団)聯合ニュース】ハリス駐韓米大使は22日、ベトナム・ハノイで2月に開かれた2回目の米朝首脳会談が合意なく終わったことについて、トランプ大統領には大きな取引(ビッグディール)と十分な取引という選択肢があったのではなく、非常に悪い取引と取引なしという選択肢から、取引なしを選んだと説明した。ソウルの大使公邸で行われた外交部担当記者団との懇談会で述べた。  ハリス氏はまた、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が対話のテーブルに載せた選択肢には十分なものはなかったと説明した。  北朝鮮側がハノイでの会談の直前に、米国側に対し、国連安全保障理事会の北朝鮮制裁決議のほとんどを解除すれば、将来的に寧辺の核施設を廃棄すると約束し、金委員長もハノイで同じ提案をしたと伝えた。  これを北朝鮮の提案通りに実施すれば、北朝鮮は制裁解除により収入を得て、北朝鮮内には大量破壊兵器やその運搬手段、ほぼ全ての兵器生産能力がそのまま残ることになるとし、韓国、米国、日本、中国、ロシアなどの地域が安全にはならず、さらに危険にしていたと指摘した。  北朝鮮がハノイでの会談で出した提案について、ハリス氏が公の場で酷評したのは今回が初めて。  ハリス氏はまた、ハノイでの会談以降も米国は北朝鮮との対話を続けており、金委員長はハノイでトランプ大統領が求めるものが何か分かったはずだとし、「テニスで言えば、トランプ大統領は金委員長に打ちやすいボールを返し、ボールは金委員長の側にある」と説明した。  また3回目の米朝首脳会談が開催される可能性については、「トランプ大統領は3回目の首脳会談を望んでいるが、金委員長が望んでいるのかは分からないため、ボールは再び北朝鮮にあるとみなすことができる」と話した。    その上で、「金委員長は非核化を約束した」とし、「すべきことはあるが、引き続き進展するだろうと自信を持っている」と明らかにした。  韓国政府は非核化の具体的方法の一つとして非核化の進展に必要な中間段階での取引を指す「早期収穫(アーリーハーベスト)」を提案しているが、これについてハリス氏は、中間段階が制裁緩和を示しているのであれば、検討対象にはならないとし、「完全な非核化まで制裁緩和はない」と強調した。  米日の同盟が強化される一方で、韓国だけが孤立する恐れがあるとの見方については、「韓国は孤立していないと考える」とし、「米日同盟があり、米韓同盟があるが、もし韓日両国が意見を一致させることができれば、韓米日の3角同盟もやはり強化されるだろう」と指摘した。

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